離れて暮らす高齢の両親。先日、実家に電話した際、母が「最近、キッチンの水圧が弱くてね…」とポツリとこぼした。湖南市で排水口交換トイレつまりで漏水すると、料理が好きで、毎日キッチンに立っている。水圧が弱いと、洗い物が大変だし、料理の準備も億劫になるだろう。 高齢になると、ちょっとしたことが身体的な負担になる。水圧が弱いことで、料理が嫌になってしまったり、転倒などの事故につながる可能性もある。 心配になった私は、週末に実家に帰ることにした。実家のキッチンを見てみると、確かに水圧が弱い。蛇口を全開にしても、チョロチョロとしか水が出ない。 まず試したのは、蛇口の先端にある整流キャップ(泡沫キャップ)の掃除だ。整流キャップを取り外してみると、案の定、水垢やゴミが詰まっていた。歯ブラシや綿棒で丁寧に掃除したところ、多少は水圧が改善された。 しかし、高齢の両親にとっては、それでもまだ十分とは言えない。そこで、次に試したのは、給水管の掃除だ。止水栓を閉めて、給水管を取り外し、パイプクリーナーを使って管の中を洗浄した。 給水管の中からは、大量のサビや水垢が出てきた。高齢の両親は、長年この家に住んでいるので、水道管もかなり老朽化しているのだろう。掃除後、給水管を取り付け直したところ、さらに水圧が改善された。 しかし、それでも水圧は十分とは言えない。そこで、私は思い切って、キッチンの蛇口を交換することにした。 ホームセンターで、操作が簡単で、水圧を調整できる蛇口を選び、購入した。そして、両親のために、私が蛇口を取り付けることにした。 蛇口の交換は、初めての経験だったが、説明書をよく読みながら作業を進めた。苦労しながらも、何とか新しい蛇口を取り付けることができた。 新しい蛇口を取り付けたところ、水圧は劇的に改善された。母は、「あら、まあ!すごい!ありがとうね!」と、とても喜んでくれた。 高齢の両親のために、水圧を改善することができて、本当に嬉しかった。高齢になると、些細なことでも、生活の質に大きな影響を与える。 今回のキッチン水圧改善は、親孝行の一環として行ったものだが、私自身も多くのことを学んだ。高齢の両親が、安心して快適に暮らせるように、これからもできる限りのサポートをしていきたい。