竣工確認で不具合を発見した場合、どのように対応すれば良いのでしょうか?この記事では、不具合を発見した後の、是正依頼から再確認までの流れを詳しく解説します。まず、不具合を発見したら、施工業者に伝えましょう。不具合の内容を、具体的に伝え、写真などの証拠があれば、一緒に提示すると、よりスムーズに是正依頼を行うことができます。施工業者に伝える際には、遠慮せずに、疑問点や不具合箇所を指摘しましょう。竣工確認は、施主が納得するまで、徹底的に行うことが重要です。施工業者に伝えた後、是正依頼書を作成しましょう。是正依頼書には、不具合の内容、箇所、是正期限などを記載します。是正依頼書を施工業者に提出することで、是正を求める意思を明確に伝えることができます。是正依頼書は、書面で作成するのが望ましいですが、メールで送付しても構いません。是正依頼書を作成する際には、専門家(建築士や弁護士など)に相談することもできます。是正依頼書を提出後、施工業者が是正工事を行います。是正工事を行う際には、施主は立ち会う必要はありません。ただし、工事の進捗状況を定期的に確認しておくと良いでしょう。是正工事が完了したら、再確認を行いましょう。再確認では、不具合箇所がきちんと是正されているかを確認します。再確認は、施工業者と立ち会いのもとで行うのが望ましいです。再確認で問題がなければ、竣工確認は完了となります。しかし、再確認で、まだ不具合が残っている場合は、再度、施工業者に是正を依頼する必要があります。是正依頼から再確認までの流れは、上記の通りですが、施工業者との関係性によって、対応が異なる場合があります。もし、施工業者との間で、意見の相違が発生した場合は、第三者機関(住宅紛争審査会など)に相談することもできます。竣工確認は、後々のトラブルを防ぐための重要なプロセスです。この記事を参考に、不具合を発見した場合でも、落ち着いて対応しましょう。不具合が見つかったからといって、慌てる必要はありません。一つ一つ、丁寧に解決していきましょう。