中古住宅の耐震診断!自分でできる簡易チェック方法

耐震診断は、専門業者に依頼するのが一番確実ですが、費用を抑えたい場合は、自分でできる簡易的なチェック方法を試してみるのも良いでしょう。ここでは、自分でできる耐震性の簡易チェック方法について解説します。まず、一つ目のチェックポイントは、建物の傾きです。水平器を使って、床や、壁が傾いていないかを確認しましょう。また、ドアや窓の開閉がスムーズにいかない場合も、建物の傾きが原因である可能性があります。二つ目のチェックポイントは、壁のひび割れです。壁に、ひび割れがないかを確認しましょう。特に、構造に関わる柱や、壁にひび割れがある場合は、専門業者に相談することをおすすめします。三つ目のチェックポイントは、基礎の状態です。基礎に、ひび割れや、沈下がないかを確認しましょう。基礎に異常がある場合は、建物の安全性に影響を与える可能性があります。四つ目のチェックポイントは、雨漏りの跡です。天井や、壁に雨染みや、カビがないかを確認しましょう。雨漏りを放置すると、木材が腐食し、建物の耐久性を損なう原因になります。五つ目のチェックポイントは、地盤の状況です。建物の周辺に、地盤沈下の兆候がないかを確認しましょう。地面に段差があったり、ひび割れがあったりする場合は、地盤が不安定である可能性があります。これらのチェックポイントを参考に、自分でできる範囲で、住宅の耐震性を確認してみましょう。しかし、これらの簡易チェックは、あくまで目安として捉え、不安な場合は、必ず専門業者に相談するようにしましょう。